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カネヒロがお届けする、旬のニュースです。

【2014年】


カネヒロニュース/12月号

 根室は、暖い12月の始まりとなりました。
 本州、各消費地市場も暖冬の影響で鍋商材の販売がにぶく安値傾向で、寒さの到来が待たれます。これから忘年会シーズンとなり冬の魚、真鱈・助宗鱈の販売が順調になるよう期待しています。
 季節はづれの秋刀魚漁はだらだらと続き、魚群の先端は、紀伊半島に達してはいるものの今だに三陸、銚子を中心に2,500トン以上の水揚げがあり空前の大豊漁となっています。


2014.12.1


カネヒロニュース/11月号

 7月下旬ロシア海域から始まったさんま棒受網漁は、魚群の南下とともに道東海域から現在は、岩手県黒崎沖が主漁場で地元の大型船による花咲港への水揚げが続いて、1日(土)には1,500トン弱の水揚げ、道東合計2,680トンとなり11月の水揚げにも期待が持てそうです。さんまも水温の低下で身がしまり、脂のりもよく美味しさが続いています。
 一方秋鮭定置網漁は10月中旬から水揚げ数量が激減したために浜値が高騰し、年末贈答、おせち向けの「いくら」は高くなっています。


2014.11.4


カネヒロニュース/10月号

 9月中旬から暖い秋晴れの日が続いていましたが10月1日の今朝は、気温が下がりました。
サンマ棒受け網漁の最盛期、水温の低下とともにサンマの身が締り、脂がのって美味しくなり、正に今が「旬」です。
 秋鮭定置網漁も順調な水揚げで、水温の低下で鮭も身が締っておいしくなっており魚卵もしっかりした卵になってきました。いよいよこれからが「いくら、すじ子」等の魚卵製品製造の最盛期となり年末贈答向けに生産されます。

2014.10.1


カネヒロニュース/9月号

 8月10日から船級別に順次解禁となったロシア200海里内サンマ棒受網漁は、漁模様が悪く、漁場も遠いことに加え、全さんまの水揚げ回数制限の規制によってまだ本格的な水揚げとは言えない状態です。

 又、今日から秋鮭定置網漁の網入が始まりさんまと並ぶ秋鮭漁にも豊漁の期待がかかります。


2014.9.1


カネヒロニュース/8月号

 今年のロシア200海里内のサケ・マス漁は漁模様としては順調で、出漁隻数が増えた分だけ、水揚げ数量も増えてまづまづの結果で8月2日のセリをもって終漁となりました。

 7月8日から始っている道東太平洋沖サンマ刺網漁は、漁群が薄いため出漁の見合わせが続いています。

 7月22日解禁の10トン未満船も8月1日の出漁となり、今後出漁する主力の中・大型船の盆あけの水揚げに期待がかかっています。

2014.8.4


カネヒロニュース/7月号

 日本200海里内サケ・マス漁はトキシラズ(時さけ)の群れが北上し、大半がカラフトマス中心の水揚げとなり、今月7日をもって終漁となります。

 ロシア200海里内で操業中の中・大型船は6月9日の中型船の入港を皮切りに順次水揚げし、6月25日からは大型船の1航海目の水揚げが続いています。

 これから今月いっぱいは大量の汐時さけ・汐紅さけの水揚げとなります。

 そして月末、大型船の2航海目の水揚げが終ればいよいよ根室の夏本番となります。

2014.7.1


カネヒロニュース/6月号

日本200海里内サケ、マス流し網漁は漁期中盤を迎えています。

 今年のトキシラズは脂の乗りも良く、水揚げ数量も順調です。

 又、道東沖沿岸で漁獲されるトキシラズの定置網漁が季節外れの流氷の影響で漁開始が遅れたにもかかわらず好調な水揚げが続いています。

 一方ロシア200海里内で6月1日から操業を開始する中・大型船38隻が先月下旬地元花咲港から千島列島沖の漁場へ出漁し今月中旬にも初水揚げとなる見通しです。
2014.6.2


カネヒロニュース/5月号
 
  先週、日本列島最後の開花宣言となった根室で、やっと千島桜が満開となりました。
 2014.5.20

 日本200海里水域内の太平洋小型サケ・マス流網漁が例年通り4月15日解禁となり出漁予定44隻の内16隻が道東各地より出漁し4月21日根室歯舞港に6隻が初水揚げとなりました。

 午前8時30分に行われた競りではトキシラズの高値はk2,130と極端に少なかった昨年の半値以下でしたが脂の乗りは良く「旬の味」として全国へ発送されています。

 又、ロシア200海里内サケ・マス流網漁の操業条件もロシアとの政府間交渉が妥結し操業隻数・漁獲割当量とも増えましたが一方で入漁料も増額となり、厳しさがましています。

 根室としては海あけ後、これから7月末まで続く春鮭鱒(はるけいそん)の豊漁に期待が高まっています。

 この漁いかんで地域経済が活性化するか否か、期待と不安が入り混じる今日この頃です。

2014.5.12


カネヒロニュース/4月号

 本州では桜の便りが報じられる季節となりましたが根室では先月、低気圧が太平洋東部沿岸を通過した影響で毎週末暴風雪となり街全体が4月とはいえ雪一色の銀世界です。

 その為市場に水揚げされる鮮魚も少なく加工品の製造が中心となっています。

 例年4月中旬出漁予定の日本200海里内サケ・マス流し網漁が出漁するまで春遠しといったところです。


2014.4.1


カネヒロニュース/3月号

 根室市内は先月中旬に降った雪が道路脇に高く積み上がって、車や歩行者の確認がしにくい状態が続いています。
 昨年末から操業が続けられて来たロシア200海里内マダラ底はえ縄漁も今月上旬をもって終了の見込みで、今後は刺し網漁船によるカレイ等が水揚げされます。又ラウス前浜のスケソウ刺し網漁も大半の漁船は漁を切り上げ、残りの船も流氷の動きに合わせての操業となります。
 3月には例年春の嵐「彼岸荒れ」がありますがあと何回大雪が降るでしょうか、日射しも大分強くなって昼間の日照時間も長くなり春の訪れの待ち遠しいこの頃です。


2014.3.12


カネヒロニュース/2月号

 道内の気温は先月下旬以降真冬日から一転してプラスの気温と寒暖差が、激しく乱高下しています。
昨年末から根室花咲港を寄地に操業が続けられているロシア200海里内でのマダラ底はえ縄漁は、1月には北海道各地と三陸地方で好調な水揚げが続いた上、アラスカからの空輸によるタチ(白子)の入荷により市場価格も安値で推移しました。しかし、この所の時化の影響で一転高値になっています。
 根室管内知床半島の羅臼町では刺し網漁船によるスケソウダラ・マダラ・カレイなどが連日水揚げされています。
 現在紋別・網走沖での流氷が確認されていますが今後知床半島を南下し前浜の海を覆う様になると漁船は氷の合間を縫っての操業となります。


2014.2.3


カネヒロニュース/1月号

 2014年、根室の元旦は初日の出を見ることはできませんでしたが、雨もあがって日昼には陽が射しはじめ、この時期としては異常な程暖く、プラスの気温となりました。
 1月5日午前7:00より根室市花咲市場では神事の後、初セリが行なわれロシア200海里内水域で漁獲された真鱈1,800函がセリ落とされました。 又、根室半島東部に位置する歯舞市場でも同日午前9:00より初セリが行なわれ、ウニや真鱈、スケソウ、カレイなど冬の味覚を代表する水産物が次々とセリ落され全国各地へと出荷されて行きました。

2014.1.15

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