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カネヒロがお届けする、旬のニュースです。


【2016年】


カネヒロニュース/12月号

 11月の北海道は、例年より寒くなるのが早く、各地でいつもよりも早い初雪、積雪となりました。
 根室も平年よりも気温が低く、寒い毎日です。

 今日から12月ですが、すでに始まっている冬の真鱈、助宗鱈とも、北海道各地水揚げが低調で、この先に不安を感じています。
 産地の水産加工は安定した水揚げがあって、そこからのスタートになりますので、秋漁のスルメイカ、サンマ、秋鮭ともに不漁に終わっただけに、期待と不安の入り混じった複雑な思いです。


2016.12.1


カネヒロニュース/11月号

 今年は例年よりも寒くなるのが早く10月中旬から10℃以上の日は数える程で、ひと桁がほとんどで、今曇りで無風ですが正午で3℃です。

 秋鮭は10月の台風の影響もあって、人工孵化場の採卵が計画通り進んでいないため、道東各管内では秋鮭の定置網を一部、取りはずして資源の再生産第一に切り換えています。

 サンマ漁は主漁場が、三陸沖合に形成され順調な水揚げが続いて今日の全国の水揚げは、2,290トンです。



2016.11.1


カネヒロニュース/10月号

 空気がからっとして、秋らしくなって来ました。
 根室の秋漁の柱である、サンマ・秋鮭漁がともに不漁だった昨年よりもさらに悪く、サンマは中小サイズ中心で大型サンマが少なく、秋鮭は昨年に比べて65%の水揚げ数量となっており、漁業と水産加工業が地域の基幹産業である根室にとっては厳しい秋となっています。


2016.10.3


カネヒロニュース/9月号

 度重なる台風上陸の影響で北海道の農業は大きな被害を受けました。
 海の方では、大型船も出漁したサンマ漁に期待がかかるところですが、今のところ漁場が遠く、漁模様が悪いため鮮度も悪く、まとまった水揚げにならず、今後の漁に期待がかかります。

 9/3、4の(土・日)は「根室かに祭り」9/17、18(土・日)「根室サンマ祭り」
 全道から多くのお客さんが来るように期待しています。


2016.9.3


カネヒロニュース/8月号

 今シーズンのサンマ、秋サケの来遊予報が水産庁や水産試験場から発表になりましたがどちらも不漁予想で、秋漁の水揚げに期待せざるを得ない道東の水産加工業界としては不安でいっぱいです。
予報がはずれて、良い結果になるように願わずにはいられません。

 9、10、11の3日間は、金刀比羅神社のお祭りで、根室市あげてのお祭りとなります。
 そしてこれが終れば、サンマと秋サケの水揚げで一年中で一番の繁忙期となり11月いっぱいまで続きます。


2016.8.1


カネヒロニュース/7月号

 4月10日から始まった、日本200カイリ内の春の鮭鱒漁は、6月いっぱいで終了しましたが、小型が多かったものの、「とき鮭」は豊漁で、ロシア200カイリ内の流し網の禁漁と明暗を分けています。
 私ども水産加工業界としては、この勢いのまま秋漁の「秋刀魚・秋鮭」に引き続き期待を寄せています。
 沿岸から沖合の海水温の低さが、秋漁にどう影響するのか、興味あるところです。


2016.7.4


カネヒロニュース/6月号

 例年この時期に根室市花咲港に水揚げされていた、日本船が漁獲して船上加工していた「本チャン沖ベニザケ」は、今年1月1日からロシア200カイリ内での流し網漁が禁漁となったためなくなりました。
 この「本チャン沖ベニザケ」は漁獲して裁割処理してすぐに山漬けにする元汐のため、余分な水分が脱水されて熟成されたおいしい「ベニザケ」でしたが、なくなってしまい本当に残念です。

 今後はロシアやカナダで山漬けされた「汐ベニザケ」が出まわる可能性があります。

2016.6.1


カネヒロニュース/5月号

 日本列島最後の桜の開花は根室の千島桜です。もう今は盛りを過ぎ、強い風に散り始めています。
 千島桜は白っぽい花で、えぞ山桜のピンクの濃い色とは対照的です。
 市内の桜の名所清隆寺を訪れる人も多く、北国の遅い桜を楽しんでいます。

 4月10日から始まった今年の「トキサケ」漁は、水揚げが順調で、旬のおいしい新鮮な「トキサケ」は生のまま焼いて大根おろしと醤油で食べたり、汐サケ、煮付け、フライ等アレンジもいろいろです。
 山菜の「行者ニンニク」の醤油漬けとソテーした「トキサケ」もベストマッチです。
 サイズの小さ目の魚が多いのが今年の特徴です。

2016.5.19


カネヒロニュース/4月号

 本州各地からは桜の花便りですが、根室も日影の雪をわずか残してほとんど解けて、北国の春の気配です。
 河口に近い河川には、桜鱒ねらいの釣竿が並びこれも春を感じさせています。
 一方日本200海里内のサケ・マス漁は、ロシアとの交渉もまとまり例年より早い10日の出漁となり、おいしい「時サケ」の水揚げが待たれます。根室では春(はる)鮭(けい)鱒(そん)漁(りょう)と呼び古くから地域の春の始まりの漁として親しまれてきました。

2016.4.12


カネヒロニュース/3月号

 2日間吹き荒れた暴風雪が止んで、今日は冬晴れの青空です。
 降り積もったばかりの雪の白さとのコントラストが美しく、低温で締った雪の上を歩くとキュキュッと鳴り一層寒さを感じます。

 根室海峡、羅臼では冬漁の中心スケトウダラ漁が終盤となり、ウニたも漁が始っています。雪を被った知床連山の白さと海の青さも一層美しく見える3月の冬の寒さです。


2016.3.2


カネヒロニュース/2月号

 12月のクリスマス頃から続いた晴天で、雪のない穏かな正月でしたが、1月18日からは一転して3日間暴風雪が吹き荒れ、市内のあちこちに吹きだまりが出来交通も一時麻痺状態となりました。
 しかしその後の懸命な除雪と排雪で正常さを取り戻し、雪景色の中での晴天続きとなっています。

 冬漁の真鱈、助宗鱈の水揚も時化の影響が少なく、まづまづ順調な水揚げが続いています。

 市内の風連湖、春国岱では凍った氷を割って「氷下待ち網漁」が行なわれており、そのおこぼれを目当てにオオワシなどが集まって冬の風物詩となっています。



2016.2.1


カネヒロニュース/1月号

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 根室は、昨年のクリスマス頃から時化もなく、穏やかな雪のない正月ですが、こんなことは今までに経験がありません。

 平穏無事なそして豊漁に恵まれた平成28年であることを心からお祈り致します。


2016.1.12

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