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カネヒロがお届けする、旬のニュースです。

【2009年】

カネヒロニュース/12月号
 にぎわいを見せたサンマ漁は、現在、千葉県銚子沖で大詰めを迎えております。今年は、道東沖で例年より1ヶ月近く早く10月上旬に事実上終漁となりました。漁獲量が伸びず、漁業者や我々加工業者にとっても厳しいサンマ漁でありました。
 冬漁の主役となるマダラ漁は、はえ縄、底曳き網、刺し網などで漁獲されますが、現在、はえ縄漁、底曳き網漁がロシア200海里内での操業となり、1航海4日程度で水揚げされております。12月上旬からは、大型はえ縄船も加わり、今後の漁模様に期待がかかります
2009.12.4

カネヒロニュース/11月号
 7月上旬に始まった道東沖サンマ棒受網漁は、10月上旬の台風18号の影響で魚群が一気に南下し、道東各港の水揚が激減し、例年であれば10月末頃まで続く漁が、半月以上早く終わり、この時期、加工用サンマを確保する我々加工業者にとっては、三陸沖から原魚を確保するという例年にない状態となっています。
 一方、終盤を迎えた秋鮭定置網漁は、過去20年間で最も不漁との事前予想が大きくはずれ、10月末現在、全道の水揚は昨年同期を3割以上、上回る好漁で推移しています。
 しかし、地元根室半島では、昨年対比1割程度減少で地域により大きな格差が生じています。
 11月上旬からは冬期漁の主役である、マダラはえ縄漁及び煮ダコ、酢ダコの原料となる、タコ空釣り縄漁も始まります。
2009.11.2

PH
PH
09.10.3 撮影
嘴が黄色くて、尻尾の付け根が金色の今が旬の脂が乗ったさんまです。
2009.10.5

カネヒロニュース/10月号
 比較的安定した水揚げが続いている道東沖サンマ棒受け網漁は9月中旬以降、主漁場が道東の各港から6〜7時間現場と遠くなり、組成は、中・小型魚が中心での水揚げが続いており、今後、ミール原料(小型魚)等の水揚げがますます多くなると思われます。
 釣いか漁も好調で、道東各港に連日鮮度の良いスルメイカが水揚げされています。
 一方、秋鮭定置網漁は、昨年水揚げの3割減と予想されておりましたが、9月末現在、昨年対比3割増となり、高値でスタートした浜値もここのところ落ち着いた価格になり、今後の水揚げ数量が我々、加工業者・生産者ともに最大の関心事となっています。
2009.10.2

カネヒロニュース/9月号
 初秋の風が吹き、秋の味覚サンマ・秋鮭の水揚げが最盛期を迎えます。
 8月中旬以降操業しているサンマ棒受け網漁は、現在、魚群の北上にともない、漁場がロシア200海里内にあり、9月初旬に道東沖、10月末には三陸沖へと南下を続けます。これからの時期、北の海で策餌したエサが体内で消化されて脂の乗りもよくなり、海水温の低下で身も締った一番おいしいサンマが道東各港に水揚げされます。それは、嘴と尾の付け根が黄色いサンマです。
 8月中旬からおか網のみで操業が解禁されていた秋鮭定置網漁は、沖網での操業も解禁となり、9月からは本格的な水揚げが開始されますが、今年は不漁だった昨年を3割も下回って、過去20年で最低水準になると予想されており、水揚げ減少にともなう価格高騰により消費者の買い控えが起こらないか懸念されています。
2009.9.1

カネヒロニュース/8月号
 5月中旬から行われてきた、ロシア200海里内サケ・マス流し網漁は8月1日で水揚げの最終となりました。
 本年度は、安定した水揚げとロシア船による流し網漁が自粛された為、高値で推移しましたが、来年度以降日本漁船への影響が避けられない模様です。
 7月8日からは、道東太平洋沖でのサンマ流し網漁が出漁、7月26日には10t未満船によるサンマ棒受網漁が解禁され、ロシア200海里内での操業が行われており、魚体は近年にない特大型が中心となり、連日、漁場に最も近い花咲港に水揚げされ鮮さんまとして全国へ出荷されております。
 8月5日からは20t未満船の参入により、道東各地でのサンマ水揚げが本格化し、8月18日からは大型船も解禁され、道東の港は10月下旬頃までサンマの水揚げで活気づきます。
2009.8.3

カネヒロニュース/7月号
 漁終盤を迎えた日本200海里内サケ・マス流し網漁は好調な水揚を続けています。
 又、ロシア200海里内で操業中の19トン船は南千島沖へ移動し、トキシラズ中心の水揚となっており、カムチャッカ水域での大型船は6月中旬までに全船1航海目の入港を終え、沖紅を中心に順調な漁模様で6月29日を皮切りに2航海目の水揚が始まりました。
 初夏の風物詩、別海町野付湾の打瀬網漁での北海シマエビ漁が6月15日始まり、湾内には白い帆を風に打たせて網を曳く姿が見られます。
 7月8日からは、太平洋側道東沖ではサンマ刺網漁が解禁となり、いよいよ本格的な夏から秋漁への期待が高まります。
2009.7.1

カネヒロニュース/6月号
 日本200海里内サケ・マス流し網漁の解禁から1ヶ月半が過ぎ、漁期は中盤を迎えています。
 今年のトキシラズは、魚体が小さく、脂の乗りも今ひとつでしたが、漁模様は良好で前年を上回る量が水揚げされています。
 価格の方は、前年を大きく下回る浜値でしたが、このところ魚体・脂の乗りの良好なものが水揚げされており、価格も持ち直しています。
 6月中旬にはトキシラズ中心の漁から水温の上昇につれてカラフトマスの水揚げが本格化していきます。
 ロシア200海里内で操業している19トン船は5月20日のセリを皮切りに5月26日までに1航海目の水揚げを終えており、2区と称される南千島での操業でトキシラズ中心の水揚げとなっています。
 今年は、価格の高い沖紅(本チャン沖汐紅鮭)の漁が好調であり、今後の水揚げに期待が高まっています。
 5月中旬に出漁した大型船は、1区と称されるカムチャッカ水域での操業で、価格の高い沖紅を主に漁獲し、6月中旬には帰港し良質な紅鮭が水揚げされる予定です。
 一方、6月1日に解禁される北方領土貝殻島周辺のコンブ漁は5月下旬の生育調査で着生密度が高く、厚み・葉幅ともに良好で生育状況がここ10年で最も良いとされ、豊漁の期待が寄せられています。
2009.6.1

PH
09.5.13 撮影
開花を迎えた清隆寺の桜
2009.5.13

カネヒロニュース/5月号
 桜前線が日本列島を北上する中、日本で一番遅い開花予想の根室でも春を告げるトキシラズの水揚げが始まりました。
 日本200海里水域内の太平洋小型サケ・マス流網漁が4月15日に解禁となり、出漁予定数81隻のうち約半数が4月16日道東各港から出漁し、21日に初水揚げとなりました。
 魚体は小さめですが脂のりは良く、旬のおいしさが魅力です。浜値は昨年の初値より3割程安く生産者にとっては厳しいスタートとなりました。
 この漁は残りの船も出漁し6月いっぱい続けられる予定で、新鮮な北海道産の甘塩トキサケとして全国各地に出荷されます。
 一方ロシア200海里内サケ・マス漁も4月24日にロシアとの政府間交渉が妥結し、5月中旬の出漁に向け準備が行われており、7月末まで塩ベニザケ中心の水揚げが期待されています。
2009.5.1

カネヒロニュース/4月号
 今年の根室は、この60年間で4度目の流氷が接岸しないままに春を迎えようとしている珍しい年となりました。
 地球の温暖化は海洋・海水温の上昇を招き、漁業や関連産業に大きな影響を及ぼしています。
 流氷は、周囲の海水温を下げて海底と海面の対流を起こし、海の中を活性化してプランクトンの増殖を促し、沿岸の水揚げやコンブの育成に大きな影響を与えています。
 おいしい「たら子・からし明太子」の原料となる、ラウス前浜でのスケソウ刺網漁は、時化による操業日数の減少とロシア大型トロール船による乱獲で水揚げ量は昨年同様の不漁となり、3月24日で終了しました。
 一方、日本200海里内サケ・マス漁が3月24日ロシアとの交渉が妥結し、道東を中心とする10t未満の小型流し網漁船が4月中旬の出漁に合わせて準備に追われています。漁業者にとってはロシア側への漁業協力費の上乗せや魚価安、消費低迷といった不安要素が多い中での出漁となりそうです。
 道東を代表する春の味覚である時鮭(トキシラズ)のさっぱりとした脂の乗りは、北の海を回遊した天然物ならではの逸品です。
2009.4.1

カネヒロニュース/3月号
 この時期、根室の最高気温は0℃前後と、まだまだ寒い日々が続いています。
 シベリアからの流氷はオホーツク海、知床半島先端まで接岸していますが、根室半島周辺では、まだその兆しが見られません。
 昨年末より操業が続けられていたロシア200海里内でのマダラ底はえ縄漁も2月末に大半が漁の切り上げを行い、一部小型の漁船が3月上旬までの操業となります。
 このところの品薄感で比較的高値で取り引きが行われていますが、最盛期に比べ、タチ・真子も成熟の度合いが進み、質が落ちてきています。一方で魚体が小さいマダラを主体とした水揚げの底曳網漁(トロール)によるマダラ漁は4月頃まで続く見通しです。たら子・からし明太子の原料である羅臼スケソウ刺し網漁も時化などの影響で水揚げ数量も減少しており、3月末までの漁終盤へと向かっています。
 太平洋東部沿岸で2月上旬より解禁となった毛ガニ漁は、順調に水揚げがあり、例年より2割程度安値で取り引きされているようです。
2009.3.3

PH
09.2.5 撮影
連日の冷え込みで一部結氷した根室港の様子
2009.2.12

カネヒロニュース/2月号
 今が一年で最も厳しい寒さを迎える根室ですが、今年は季節はずれの暖かさが連日続く影響で、湖が結氷せず風蓮湖で例年行われる氷下待ち網漁は休漁が続いています。
 一方、ロシア200海里水域での真鱈漁は順調に水揚げされていますが、世界的な消費不況、輸入原料の増加、円高による輸出の減少などで市場価格は下落が続いています。
 中国製冷凍ギョーザ事件に端を発した、中国製加工食品の販売不振の問題は、北海道産の原材料を使用して道内で加工製造している我々にとっては、安全・安心の道産食品の販売拡大の絶好の機会のように思われます。
 一方、根室の花咲港では、ロシアからの輸入活ウニ・カニを中心とする生鮮魚介類が北方領土周辺の資源減少や密漁対策で大きく減少しています。
 対ロシア四島支援事業が中止になるなど、ロシア海域の水揚げに大きく依存している根室にとって将来展望への見直しを迫られる厳しい情勢です。
2009.2.2

カネヒロニュース/1月号
 元旦の根室は今年の世相を反映するかのように低気圧の影響で強風が吹き荒れました。
 世界的な景気の後退や魚食ブームによる原料高の影響で、我々、水産加工業界においてもまさに正念場と言わざるをえない厳しさが続いております。
 1月5日、根室花咲市場において初せりが行われましたが、ロシア200海里水域で漁獲された真鱈を中心とした約2,000函が上場されたものの、水揚げ量が少なかった事もあり例年にない高値での取り引きとなりました。
 一方、この時期オホーツク東部前浜で行われる底建網こまい漁は、1月6日〜8日にかけ連日400t以上の水揚げがあり、主に乾物(開きこまい)として道内外へと出荷されております。
 又、居酒屋や北海道の家庭での干物の代表格、ほっけの開きの原料となるほっけも刺網漁を中心に順調に水揚げされております。
2009.1.9

2009年 新春
明けましておめでとうございます
本年もカネヒロのホームページへのアクセス、誠にありがとうございます。
皆様には新年を迎えてますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
私どもカネヒロは従業員一同、根室の海でとれる新鮮な素材を安全・安心な食品として皆様の食卓へお届けできるよう、これからも精一杯努めてまいります。

本年もご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2009,1,5

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